長い月日の制作だったので、作文を書いてもらいました。想いが噴き出すかのようにあっという間の時間で書いてくれました。
それを読んで、ああ、こんなことを考えたんだぁ、こんなところに苦労したんだぁ、と改めてわかりました。大きな課題は準備もいっぱいあります。しかし、それを吹き飛ばしてくれるようなうれしさに満たされました。
作品制作は、できあがったその結果だけではなく、その工程での気持ちの動きも宝物になりますね。
いくつかの作文を紹介したいと思います。
色をぬるのはちょっとやんなっちゃたけど、かんせいしたときはすごくうれしかったです。
大人も子供ものれるのがすごくいいなと思いました。
みんなのがすごくきにいりました。ホワイトにしたのですが、ちがう色もすてきでした。
ホワイトはもっとすてきでした。ママも「いいね」といってくれました。うれしかったです。
おねえちゃんにはやく見せたいです。
いつもず~とつかいたいです。
学校の先生にもはやく見せたいし、親友にもじまんしたいです。
何年でもず~と、ず~とつかいたいし、もっとミニサイズも作ってみたいです。
2年生
はじめは、おわったときのいすがたのしみでした。
のこぎりできるさぎょうや、かなづちでうつのはとてもたのしかったです。
でもくぎをまげるさぎょうや、うちかたが、とてもむずかしかったです。
とくに、いろのオイルでぬるさぎょうがとてもたのしかったです。
はじめのように、おわったときがたのしみでも、つくるじかんがとてもかかりました。すぐみっかぐらいでできるのかとおもいましたが、ぜんぜんおおまちがいでした。
やすりをかけるのもたいへんでした。
でも、ぜんぜんへっちゃらでした。
とてもたのしかったです。
1年生
最初、作ってみたいと思いました。でも、あまく見たら大まちがいだと、やってみて思いました。
作ってみて、作るということがこんなに大変なんだと思いました。ですが、作ってみて、たっせいかんはとてもうれしいことでした。
工夫することにとてもくろうしました。
かんせいしたとき、おわったーと思いました。色・工夫・やり方がとてもべんきょうになりました。
もう一回つくりたいとは思います。でも、もう一回作る時には、もっとてきぱきやって、じょうずにきれいに作りたいと思いました。
これをきっかけに、もっと物づくりにはげみたいと思います。
4年生
イスの木を切るのは、はじがとてもむずかしく、まん中を切るのはとてもかんたんに切れました。
しかし、くぎで組み立てている時、長さなどが合わず残念でした。
くぎうちはうつのはかんたんですが、まがってしまい、うまくうてませんでした。
しかも、せまい所では木をとおりぬけて、さきが外へ出てしまったりして、もどすのにどうもどしていいかわからず、先生に助けてもらっちゃいました。
色ぬりは時間がかかりすぎてしまい、つやつやにするときにつやつやせず前と同じ感じでした。友達やお母さんにぬっていないところを見てもらい、いっぱい見つかったときは、「こんなにあったんだ」と思いました。
5年生