· 

塩ビ板逆スクラッチ

硬質塩化ビニール板、略してプラ板、に裏から絵を描きました。


裏に描いて表から見ます。

とてもくっきりしたデザインになります。

ツルピカしているのも魅力的。

偶然も重なります。

 

けっこう工程があってやりがいがあります。

絵具はリキテックスアクリル絵具。

塗った後、すぐに引っかくと削ることができます。

 

 

大まかに言うと、やり方はふたつ。

①・絵具を塗る

 ・乾く前に削る

 ・乾かないうちにアルミホイルを貼る

そうして表から見ると、削ったところだけ銀色になります。

 

②・同じく、絵具を塗って、乾く前に削る。

 ・十分乾いてから異なる色を塗る。

表から見ると、削ったところがくっきりと異なる色になります。

 

一度に広い面積を塗ると、初めに塗ったところが乾いて削れなくなります。

そこで少しずつ色を塗って削ります。

少しずつ塗っていくので、全体が変化にとんだ模様にできあがります。

 

裏に描いて、しょっちゅう表を眺めなければなりません。

忙しいので時間が過ぎるのもあっという間です。

おもしろいので、もえぎむらではいろいろな課題でスクラッチをやっています。

楽しい制作でした。